2:華


「な、なのは?」

 急に引っ込んでしまったなのはに少し驚いて、ユーノは自分の携帯を介してなのはの名を呼んだ。

「お、お母さん! ユーノ君来てるって知ってたでしょ!?」
「だって〜、なのはがほんとに面白かったんだもの」

 二階のなのはの部屋からなのはと桃子の声が聞こえてくる。
 やっぱりいきなり来たのはまずかったかと、少し居心地が悪くなった。

『マスターユーノ』
『レイジングハート?』

 なのはと桃子のやり取りが終わらないので、どうしたものかと玄関の前で突っ立っていたユーノ。
 そんな時、レイジングハートが念話で話しかけてきた。

『どうぞ家の中にお入り下さい』
『でも……いいのかな?』

 レイジングハートも立派に高町家の一員なのだろうけど、なのはと桃子の意思そっちのけで家に入るのもどうかと悩む。

『構いません。むしろお二人からすれば大歓迎でしょう』
『……それじゃ、お言葉に甘えて』

 考えてみれば、ユーノが暇を貰った――というより司書達に働き過ぎだと書庫を追い出された――時には、
 なのはから家に来てほしいと誘いを受けてお邪魔すると、なのはも桃子も実に嬉しそうに迎えてくれる。
 それは、本当の家族を知らないユーノにとってはあまりにも遠過ぎて、幼い頃は願って已まない家族の姿だった。
 無限書庫で本の虫になっている身としては、これ程ありがたい事は無い訳で。
 それはともかく、自惚れではないが自分を歓迎してくれるので、少し悪い気もしたが家に入る事にした。
 それに、日本という国の夏は高温多湿で、今日は快晴という事もあってか太陽が容赦無くユーノを照りつけてくる。
 じっとしているだけで体中が汗ばみ、どんどん水分と塩分を奪われていく。
 無限書庫は保管してある本を腐蝕等から守る為、常に温度や湿度を一定に保っている。
 なので、書庫に篭りっ放しのユーノにこの国の夏という季節は結構過酷だったりするのだ。

(……昔はもっと熱い所で発掘してたのになぁ)

 汗を拭いながら思い出すのは、まだなのはと出会う前、スクライアの一族にいた頃。
 遺跡発掘を生業とするスクライア一族は、砂漠に埋もれた遺跡を発掘する事なんて日常茶飯事。
 ユーノも発掘に参加して、熱さも忘れて遺跡の奥に眠る謎に心躍らせていた、のだが。

(最近は忙し過ぎて、発掘に立ち会ってないんだよね……)

 書庫の仕事以外でやる事といえば、僅かに余った時間で書庫から漁った資料の内容をレポートに。
 そしてそのレポートを学会に発表できるくらいの内容へと掘り下げて論文にして学会で発表。

(……魔法の鍛錬はやってるけど、体も鍛えないとな)

 狭い肩幅、細い腕と脚、平たい胸板、声変わり無し、生まれつきの女顔も変わる気配が皆無。
 男として情けない事この上ない。

「はぁ……」

 思わず溜息をついてしまった事で、余計に虚しさが募った。

『マスターユーノ?』

 レイジングハートの念話が思考を現実へと引き戻してくれた。
 家に入ると言いながら、結局玄関の前で一人悶々と考え込んでいたらしい。

『ああ、お邪魔させて貰うよ。
 それと、僕はもう君のマスターじゃないんだから、ユーノでいいって前にも言ったよね?』

 正確にはもっと以前から言ってはいるのだが、かつての相棒は一向に変わる気配がない。
 起動させる事すらできなかった自分に敬語なんて使って欲しくないのだが。

『レイジングハート?』

 黙り込んでしまったレイジングハートが少し心配になって、ユーノは彼女の名を呼んだ。

『……私にとっては、これからもずっとあなたは私のマスターです。
 これは絶対に譲れません。あなたに命令されても直す気は一切ありませんので』

 どこか怒ったような口調でそう言うと、レイジングハートは念話を切ってしまった。

(……怒らせちゃった、のかな?)

 頬を掻きながら苦笑するユーノ。
 レイジングハートの機嫌を損ねたままでは後々恐いので、あとで綺麗に磨いてあげようと考えるユーノだった。

「ん? ユーノ君か?」

 結局、まだ玄関に突っ立っていたユーノは急に後ろから掛けられた声に振り返る。

「士郎さん、お久し振りです」
「堅苦しい挨拶はなしだぞ、ユーノ君。ほら、そんな所に立ってないで家に入りなさい」
「あ、はい。お邪魔します」

 士郎を見ると、やっぱり男らしいと思うユーノ。
 がっしりとした体、太い腕、広い肩、きりっとした顔つき。
 何をとってもユーノには羨ましい限りで、父親という言葉が良く似合う人だった。


「お母さん、最近意地悪だよ……」
「あら。なのははお母さんのこと、嫌いになっちゃった?」
「そんな事無いけど……」

 なのはが服を脱ぎ、桃子に浴衣を着せて貰いながら少し頬を膨れさせている。
 桃子は娘の可愛らしい仕草にくすくす笑いつつも、手際良くなのはに浴衣を着せていく。
 ちなみに、母と娘で言い合っている最中にユーノが家に入った事はレイジングハートから聞いている。
 という訳で、"ついでだから浴衣に着替えて目一杯御粧ししてユーノ君をビックリさせちゃえ大作戦(桃子命名)"を絶賛展開中だ。
 なのははまずユーノに挨拶しないと、と言っていたが、

「ユーノ君に綺麗だって言ってほしいでしょ?」

 と、満面の笑みな桃子の言葉に顔を真っ赤にしつつも頷いていた。

 で、最近どうもユーノのことでからかってくる母に不満を言ってみたなのは。
 でも、相変わらずの母には敵わないというか頭が上がらないというか。

「なのは、帯を締めるから腕上げて」

 実に手馴れた母の動作になのはは感心しながら両腕を上げる。
 家事全般もそうであり、パティシエとしても一流の腕前を持つ。
 そして何より、包み込んでくれるような優しさと、時折与えてくれる桃子の助言は、なのはの大きな支えで。
 母親としても、一人の女性としても、桃子はなのはにとって憧れの存在だった。

「お母さん」
「どうしたの、なのは」
「……何だか言いたくなっただけなの」
「そう?」

 鏡の前に座って、髪を梳いてくれている母の優しい笑顔を鏡越しに見る。
 何時見ても、母は本当に綺麗だ。

「なのは、髪は下ろしたままにしよっか」
「え?」
「今のなのは、凄く綺麗だから」
「で、でも……ユーノ君、変って思わないかな?」

 なのはが鏡に映る自分の姿を見て、不安気に母に尋ねる。

「大丈夫。なのは、本当に綺麗なんだから。お母さん、妬いちゃいそうよ」

 くすくす笑う母の言葉を聞いて、また真っ赤になるなのは。
 心から綺麗だと思う母がそう言ってくれるのならば、ユーノも綺麗だと言ってくれそうだ。
 そんな淡い期待を胸に宿したなのはは、照れつつも自然と微笑んでいた。

「なのは……大きくなったわね」
「そうかな」

 目を細めて鏡越しになのはを見、優しく髪を梳いてくれている母が呟いたのを聞いて、なのはも嬉しそうに目を細めた。

「……なのは、あなたにはまだ分からないかもしれないけど。
 ううん、お母さんも、まだ全部分かってないんだけどね」
「お母さん?」

 優しい笑みの中、僅かに真剣な色が混ざった母の表情とその言葉に、なのはが首を傾げる。

「なのは、ちょっと前は小さくて可愛かったのに、今は凄く綺麗になったわ」

 慈しむように頭を撫でてくれる母の手に心地良さを感じながら、なのははじっと母の言葉に耳を傾ける。

「人は変わっていくの。姿形だけじゃなくて、考え方も、心も。
 いい? なのは。今まで大切にしてきたものが壊れちゃうのは、凄く怖い事よ。
 でもね、それでも人は変わっていかないといけないの。その先にある幸せな未来を信じて、ね」

 母の言葉を聞きながら、なのはは六年前に一人の女性へと必死で伝えようとした言葉を思い出していた。
 その女性は、主と自らを守護する者達の為に冬の空へと消えてしまったが、なのはは一生忘れないだろう。

「ごめんね。お母さん、急に何言ってるのかしら」
「ううん。ありがとう、お母さん」

 少しバツが悪そうな表情をした母を見て、なのはは微笑んで母に答えた。

「ありがとう、なのは。じゃあ、ユーノ君をビックリさせないと、ね?」

 なのはの言葉を聞いていつもの笑みに戻った桃子が、ウィンクしてなのはを促した。
 傾き始めた太陽の光で夕焼け色に染まり始めた夏空のように、頬を朱色に染めつつも、なのははユーノの元へと歩み始めた。


「あ、ユーノ! 久し振り〜」
「お久し振りです、美由紀さん」

 気配を感じ取ったのか、足音で分かったのかは謎だが、
 ユーノが挨拶するより早く、ソファーに座ってテレビを見ていた美由紀が振り向いて微笑んだ。

「ほらほら、そんな所に立ってないで座りなよ」
「そうだぞ。遠慮なんてしなくていいんだからな」
「はい、失礼します」

 リビングに立ったままのユーノを手招きしながら、美由紀が向かいのソファーを指差した。
 士郎も笑顔で席に着くよう勧めてくれている。
 丁寧に返事をして座ったユーノに、美由紀がどこか怒ったような眼で見てきた。

「……美由紀さん?」
「ユーノ、敬語はダメだって何回言えばわかるのかな〜?」

 ああ、そういう事か、と頬を掻いて苦笑する。

「す、すいませ……ごめんなさい、美由紀さん」
「だ〜か〜ら〜、美由紀でいいってば。それとも義姉ちゃんの方が良い?」
「え? いや、それはちょっと……」

 この人もエイミィさんとノリが似てるというか困らせられるというか。
 二人は親友同士らしい。性格が合うんだろうなと、妙に納得するユーノ。

「そうだぞ美由紀! 父さんはそんなの許さないからな!」
「お父さん……冗談だよ、半分は」

 本気で食い掛かる士郎と、父をジト目で見ながら言い返す美由紀。
 ユーノは表情を引き攣らせつつも、半分は本気なのかと心の中で冷静に突っ込んでいた。

「仕事は相変わらず忙しいんだね」
「ええ……まあ。でも」
「自分で選んだ事だし、満足している、か?」
「……はい、そうです」

 ユーノへの威圧感を増した士郎を余所に、美由紀がユーノに尋ねる。
 返事を繋げようとしたら、士郎にバッチリ言い当てられ、敵わないなと苦笑して頷く。

「忙しいのは分かるが、もう少し鍛えた方が良いぞ。男なんだからな」
「……そうしたいんですけどね」 

 忙し過ぎて鍛える暇も無いなんて、悲しいというか何というか。
 やっぱり、無限書庫にはもう少し規定とかを創るべきかな、と思考を巡らせる。
 こんな時まで仕事の事を考えている自分が恐ろしくなってきたが。

「それに、なのはは俺を倒さん限り嫁にはやらんからな」
「はぁ……」

 まるで眼を狩人のように光らせる士郎にユーノは随分と間の抜けた返事をした。
 普段は大らかだが、なのはの事になると暴走するあたりは親馬鹿なのだろう。

「お父さん、いい加減子離れしないとなのはに嫌われるよ」
「な、なに? それは……うーむ……」

 父親って複雑だなと、のんびり考えるユーノ。
 美由紀に若干睨まれながら真剣に悩む士郎が少し不憫に思えてきた。

 ミッドは就業年齢が低いので、それに伴って結婚年齢も低くなる。
 十五歳で結婚する、などと言っても、ミッドでは特に珍しい訳でもない。
 かといって多い訳でもないし、それに伴って全く弊害が無い事もないのだが。
 とはいえユーノからすれば、流浪の民として各地を巡り、ミッドの影響を色濃く受けている本局に定住するようになっても、
 結局は殆ど無限書庫の無重力の海に漂って資料を探しているくらいなので、どこか遠い感じは否めないのだが。

 とはいえなのはと結婚だなんて、自分にとってはこれまた随分と遠い話だ。
 士郎を倒すとかどうか以前に、今の自分はあまりにも頼りなさ過ぎるのだし。

 管理局の男性局員中屈指の人気を誇る色男は、どうにも鈍いのだった。
 (何故か婚約者のいるクロノと聖王教会の人間であるヴェロッサもかなり上位にランクインしていたりもする)
 鈍いといっても、それはなのはもなので、両者共通の問題なのだが。
 それが全てとは言わないが、しかし二人がくっつかない一番の原因でもあるのは確か。
 なので、二人の友人達がお節介という名を抹殺した恋のキューピットになろうとしていたり。
 ともかく、本人達が自覚しなければ結局はいたちごっこが続いてしまう訳で。

 で、その自覚が無い――していたら苦労しない――張本人の一人、ユーノは、高町家の温かさに心落ち着かせている。
 やっぱり、家族は温かい。この家も、自分の部屋みたいに殺風景ではなく、様々な言葉では言い表せない温もりが感じられる。

 そんなこんなで士郎から放たれるプレッシャーを受け流しながら美由紀と話していると、桃子がリビングに入ってきた。

「お待たせ、ユーノ君。ほら、なのは、何隠れてるの」
「お、お母さん……まだ心の準備が……」

 満面の笑みで桃子がユーノに言った後、すぐに扉の向こうに消えたと思ったら、
 浴衣に着替えたなのはが桃子に押されてあたふたしながら出てきた。

 桃と白の二色を基調とした浴衣には桜の模様が描かれ、ほんのり薄い水色の帯。
 そして何より、いつも結んでいる長く艶やかな栗色の髪は下ろしたまま。
 十五になったなのはは、もう可愛いというより綺麗や美しいという言葉の方が合っている。
 毎年見てはいるのだが、それでも瞬く間に目を奪われたユーノは、なのはの浴衣姿に釘付けとなっていた。

「なのは、すっごく綺麗だね〜。お姉ちゃん、嫉妬しちゃうぞ」
「やっぱり美由紀もそう思う? 女として妬いちゃうわよね〜」
「お、お姉ちゃん……お母さん……」

 母と姉の息の合ったやり取りに、俯きながら赤い頬を更に染めるなのは。

「なのは……こんなに美人になって……父さんは……父さんは……」
「お、お父さん、大袈裟だよ」

 本気で泣き出した父になのはが苦笑する。


 母にも姉にも父にも綺麗だと言って貰えたのは、素直に嬉しい事だ。
 けど、一番気になる彼はどう思ってくれているのだろう。

(ユ、ユーノ君は……?)

 顔を合わせるのも恥ずかしいけど、やっぱり気になる。
 伏目がちにユーノを見ると、ユーノはじっと――一心不乱ともいう――なのはを見つめていた。
 ユーノの視線に耐え切れなくなったのか、なのはは完全に俯き、

「あの、ユーノ君……そんなに見られると恥ずかしいよ……」

 まるで茹蛸みたいになって、蚊の鳴くような声でそう呟いた。
 なのはの声を聞き取ったのか、ユーノはハッと我に返ったように一瞬目を見開いて、

「あ、ご、ごめんなのは!」

 と、全力全開で慌てふためいた。
 それを見た桃子と美由紀がくすくす笑うが、なのはには周囲に気を配る余裕すらない。
 考える事は一つ。ユーノが自分の今の姿をどう思っているのか、それだけだったり。

「ユ、ユーノ君……ど、どうかな?」

 先程よりも若干大きな――それでも十分に小さな――声で、恥ずかしさに身を捩りながらも思い切ってユーノに尋ねる。

「えっと……凄く綺麗だよ」
「ほ、ほんと?」

 戸惑い気味のユーノの言葉を聞いて、嬉しくてしょうがない。
 それでも聞き直してしまうのは、乙女の相というべきか。

「うん、ほんとに綺麗……」
「あ、ありがと……ぅ……」

 再度聞いたユーノの言葉で幸せ一杯になったなのは。
 嬉しくて思わず顔を上げるが、目線が寸分の違い無く合わさってしまい、語尾が殆ど消えてしまった。

「あ〜、お二人さん。惚気るのは二人きりになってからね」
「ぁぅぅ……」
「惚気って……」

 美由紀がどこか羨ましそうな眼で、耳まで真っ赤ななのはとユーノに言う。

「離せ桃子ー! この生意気小僧め! 今すぐ俺としょうぶっ!?」
「はいは〜い、あなたはちょっと静かにしててね〜」

 愛する娘の惚気に悪い意味で当てられたのか、いきなり刀を取り出した士郎。 眼が逝っちゃっている。
 そんな夫を抑えていた桃子が手刀でにこやかに、且つ凄まじい一撃を士郎の延髄にお見舞いした。

「ユーノ君、シャワー浴びてらっしゃい。 ユーノ君の浴衣も用意してるから」
「は、はい……」
「ぁ……」

 泡を吹く士郎をソファーに寝かせて、桃子が満面の笑みでユーノに促す。
 有無を言わさぬ桃子の笑顔に圧倒されたらしいユーノは、ぎこちなく脱衣所へと歩いて行った。
 怪物揃いの高町家で最強の存在は、高町桃子、この人だった。

「なのは、良かったわね。ユーノ君、なのはに見惚れてたわよ」
「だね。なのはは良いな〜」
「にゃっ!? も、もう! お母さんもお姉ちゃんもそんなにからかわないでよ〜!」

 脱衣所へ向かうユーノを寂しそうに見つめていたなのは。
 そんななのはを、桃子と美由紀がまたもニヤニヤしながらからかってきた。
 驚いたなのはが素っ頓狂な声をあげ、恥ずかしさのあまり両腕をぶんぶん振りながら母と姉に向かって叫んでいた。

「ユーノ君の浴衣姿は楽しみね〜、毎年の事なんだけど」
「それに、ユーノはかっこいいし、ね? なのは」
「え? う、うん……」

 いきなり話を変えられて気が抜けたなのはに、美由紀が横目でなのはに話題を振ってきた。
 ハッとして頷くと、なのはは俯いて両手を絡め、何やらボソボソと独り言を言い始めた。
 そんな妹の姿を見た美由紀は、ダメだこりゃ、と言わんばかりにやれやれと両手を広げ、桃子は相変わらずにこにこしている。

(ユーノ君の浴衣姿……早く見たいなぁ……)

 一応、毎年見てはいるのだが。
 それでも一年の内で会う回数は少ないし、何より普段の私服姿じゃないユーノを見る機会は殆ど無い。
 ぽけーっと俯いたまま、なのははユーノの浴衣姿を想像しては赤くなっていた。




あとがきらしきもの

……第二話の更新が二週間後ってどうなのよ僕_○__
遅くなり過ぎてほんとにごめんなさい(*- -)(*_ _)ペコ
しかもその割りにはなんだか中途半端な終わり方、むう。
でも、乙女全力全開ななのはを書けたつもりなので、それは良かったかな。
それでは、少しでも楽しんで頂ければ幸いです。


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